マネすることで自分の魅力を上げるかも!?ミラーリングについて
あなたは人と話しているときに相手のマネをしたことはありますか?マネといっても、相手の話し方をバカにするようなマネではなく、相手の表情やしぐさをマネしたことはないだろうか?
友達だったり、恋人だったり、仲が良いと行動や言葉遣いが似てくるなんて話を聞いたり、実際見たり…。
相手のことをマネすることがコミュニケーションを円滑に進めるための1つのアプローチなのです。
なぜ相手のマネをすることがコミュニケーションを円滑にするのだろうか?
この記事ではミラーリングについて見ていこうと思います!
1.ミラーリングについて
ミラーリングとはそもそも何なのだろうか?
「ミラーリング」
相手の表情やしぐさを鏡のようにマネをすること
このように相手の言葉やしぐさなどをマネすることによって、相手は好意や親近感を抱きやすくなるというものです。
例えば、笑顔で楽しい話をしているときに聞き手の方も笑顔だと、「話が伝わっている!」と感じます。
なぜこのようなことが起きるのかというと、人間には「類似性の法則」といって人は自分と似ている人(または似たものに対して)好意を抱きやすいという心理的傾向が働きます。
初対面の人でも、出身が同じだったり、同じ趣味を持っているとすぐ仲良くなるといった経験はありませんか?
相手との共通点があることで無意識的に「この人は味方だ」と受け取るからです。
このようにミラーリングを使うことで相手に無意識的に味方だというメッセージを受け取ってもらうのです。
2.ミラーリングのやり方
ミラーリングはどのように行うのでしょうか?ただマネをすればいいという訳ではありません。
ミラーリングにはたくさん種類が存在しますが、基本的には相手の非言語(ノンバーバル)に合わせる意識で行いましょう。
・うなずき(深さ、タイミング)
・表情、目線
・身振り、手振り
・腕(組み方、組む位置)
・足(組み方、組む向き、タイミング)
・呼吸(息を吸う、吐くタイミング)
・姿勢(背筋、イスの座り方)
…etc
このように相手に合わせる箇所はたくさんありますが、全てをマネするのは難しいと思いますので、最初はどこか一か所にフォーカスして行いましょう!
ミラーリングの注意点は「露骨にマネをしすぎると相手を不快にさせてしまう」ということです。なので、ミラーリングを行う際は相手に気づかれないレベルですることを意識しましょう!
3.ミラーリングの効果
ミラーリングを行うことでどのような効果があるのでしょうか?
ミラーリングを行うときは相手の表情やしぐさなど非言語的(ノンバーバル)な部分をマネすると紹介しました。
それによって相手との関係性を築きやすくなるというのが一番の効果です。相手のマネをすることによって共感力を高め、相手に安心感や信頼感を高めコミュニケーションを円滑にします。
このミラーリングですが、理化学研究所の研究によると、2人の間の発話リズムをそろえるだけではなく、脳波リズムもそろうことを発見しました。
4.まとめ
ミラーリングは相手との関係性を築くための手法の一つとしては非常に有効です。
コミュニケーションにミラーリングを取り入れることで、共感力を高めるだけではなく、観察力も高められるかもしれません。
5.参考
|
|